おすすめ!【茉莉花官吏伝 八】女性向けラノベレビュー・感想

このページに含まれる広告から収入を得ることがあります。

ちよはなの素直に書いたショートレビュービーズログ文庫

ちよ さん
ちよ さん

最近、どんな本読んだの?

はな さん
はな さん

コミカライズ作品も大人気な「茉莉花官吏伝」の第八巻よ。

スポンサーリンク

茉莉花官吏伝 八 恋と嫉妬は虎よりも猛し

Amazonで購入する(単行本・紙版)
著者:石田 リンネ イラスト:Izumi

中華系のライトノベルで、大人気の作品です。

ラーナシュと茉莉花が叉羅国に向かう道中、命を狙われる事件が発生します。ラーナシュと離れることになってしまい、敵対するシヴァンに助けを求めてしまった茉莉花、どうなる!?
というストーリーです。

叉羅(サーラ)国編に突入した第八巻。皇帝の珀陽を出し抜いた、クセのありそうな「ラーナシュ」が住む国が舞台です。

 

茉莉花の変化

茉莉花の変化が著しく見られるのが第八巻だと感じます。不本意に出来事に巻き込まれて振り回されるのではなく、自分からどうしたいのか考えて動くようになっています。それが読んでいてとても楽しく、自然に茉莉花を応援しながら読むことができます。

皇帝の珀陽との将来を見据えて、目的をもって行動するようになった茉莉花は、一生懸命さと自身の才能から、周りから見ると「ちょっと気持ち悪い行動」をしている気もしますが、これが後のストーリーに生きてくると期待しています。ちょっと気持ち悪い感じになっているのも、茉莉花が成長している証拠なので、微笑ましく見ることもできます。

 

どっぷり叉羅国編

第八巻は第五巻のようだと思いました。

第五巻は、湖州の州牧補佐になった茉莉花が、御史台の苑 翔景や封 大虎と出会い、お互いに理解し合う内容です。事件を解決しようと動いているけれどまだ先は見えず、さらに大きな事件が起こりそうなところで五巻が終了でした。

ネタバレはしたくないのですが、第八巻もそれに近いと感じます。

 

第五巻に登場した翔景と大虎は、それ以降の巻にも登場しておもしろいキャラになっているので、第八巻のラーナシュとシヴァンもおもしろいキャラになっていくと予想します。既に第八巻の中でもおもしろいキャラではありますが。

 

茉莉花官吏伝は、ストーリーにしっかり絡んで登場するキャラクターはそれぞれの個性がありながら、みんな「いい人」なので、安心して読むことができ、楽しいです。

早く第九巻が出版されて欲しいと思います。

 

アニメイト特典

第八巻のアニメイト限定購入特典は、書き下ろしスペシャルリーフレットでした。コミック版の高瀬わかさんのイラスト、文庫版のIzumiさんの第八巻のカバーラフ別案、そして石田リンネさんの茉莉花官吏伝のショートストーリーが含まれています。ショートストーリーは、茉莉花、珀陽、子星、天河が絡んだストーリーで、それぞれのキャラクター性が表れていてとてもおもしろかったです。

 

おススメ度


おススメ度の基準はこちら

 

茉莉花官吏伝については「おすすめライトノベル」茉莉花官吏伝のページで詳しくご紹介しています。

あわせて読みたい本

茉莉花官吏伝

こちらが第1巻です。ぜひ読んでみてください。おもしろいです。

著者:石田リンネ イラスト:Izumi
ビーズログ文庫

コミカライズ

著者:石田リンネ / 高瀬わか
秋田書店

 

十三歳の誕生日、皇后になりました。

こちらはラノベです。茉莉花官吏伝の登場人物たちがたくさん出てくる作品なのですが、主人公が違います。主人公は茉莉花ではなく、隣国の皇后「莉杏」です。

茉莉花官吏伝とは少し違い、可愛らしい柔らかい雰囲気が楽しめます。こちらもおすすめです!

著者:石田リンネ イラスト:Izumi
ビーズログ文庫

error:Content is protected.