ビーンズ文庫

舞台は平安の宮中。宝物の窃盗容疑をかけられて動揺するなか現れたのは、なぜか主人公にだけ冷たい美麗な皇族の男性。助けてくれるのか、それとも何か他に意図があるのか…。思わぬ方向に物語が展開し、ラノベの甘さもたっぷり入っています。

女房として東宮妃に仕え始めたら、そこで憧れた美しく凛々しい女性は実は男性で、今をときめく公達だった！「平安うた恋語」の続編と言っていいと思います。引き続きドラマチックな展開が楽しめます。

帝には興味を持たれ、冷ややかな美貌で見るものを惹きつける「銀の少将」には姿を見られてしまった！和風で、宮中が舞台の作品です。ドラマチックな展開が楽しめます。甘さも十分あり、主人公を取り巻く男性陣から目が離せません。

中世ヨーロッパの芸術ものでおすすめは、男装令嬢とふぞろいの主たち。裕福でない男爵家の令嬢が、男装して4人の天才芸術家と一緒に暮らしながら、そのアシスタントをするストーリー。